ブルーム

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州北西部にあるブルームは、原始の荒野が広がるオーストラリア最後の秘境の玄関口であり、コバルトブルーに煌めくインド洋に面した、エキゾチックな町です。パースから飛行機で約2時間半。赤道に近く、一年中暑い熱帯性気候で、雨季には大量の雨が降ります。サン・ピクチャーズと呼ばれる最も古い屋外シアターで満天の星空の下、映画を楽しむことができるなど、豊かでのどかな時間が流れているのも特徴的。 

日本との交流と絆

ブルームは19世紀後半に南洋真珠の養殖で栄えた頃から、日本や中国、マレーシア、中東の人々が財をなそうと集まり、国際的な町として発展しました。明治時代には真珠採りの技術を伝えるために日本から多くのパールダイバーが移住したことから今でも日本人墓地があり、毎年「真珠祭り」が開催されるなど、日本との強い絆も感じられます。 

こうした町の歴史に触れるには、ブルーム歴史博物館を訪れるとよいでしょう。世界で最も美しいといわれる南洋真珠は、カイリス・ブルーム・パールズやパスパリー・パールズなど市内の宝飾店で購入することができます。ウィリー・クリーク・パール・ファームで真珠の養殖を見学するのもおすすめ。チャイナタウンのパール・ラガーズでは昔の真珠産業の様子を示す展示があり、ツアーに申し込むと真珠貝を用いた肉料理を堪能できます。 

美しい夕陽と神秘の自然現象「月への階段」

郊外にあるケーブルビーチでは22kmにおよぶ白砂の海岸から世界有数の美しい夕陽を眺めることができます。ラクダに揺られながら、白い砂浜でインド洋に沈む真っ赤な夕日を眺めるツアーも人気。ビーチから少し入ったところにはクロコダイル・ファームがあり、長くのびたビーチはブルームの南、ガンシューム・ポイントで終わります。ここでは干潮になると、1億3000年前の恐竜の足跡が姿を現します。さらにローバックベイでは、満月の夜の干潮時に、月明かりが水面に反射して階段のように見える「月への階段」と呼ばれる神秘的な自然現象を見ることができます。このローバックベイにあるマトソス・ブルーム醸造所(元々は日本人の松本家が運営)では、地ビールとシェフお手製のランチやディナーが楽しめます。 

ノースウエスト地域(北西部)の探索の拠点としてブルームは最適です。キンバリー地区に目を向けると、見どころはやはり壮大な自然。雨季には水が断崖へとあふれ、水中に沈んだ段丘へと轟音を立てながら落ちていくミッチェル高原のミッチェル滝やキング・ジョージ滝へは飛行機で訪れるのがおすすめです。その他で絶対に見落とせないのが、世界自然遺産にも登録されている、パヌルル国立公園の蜂の巣状に層をなす奇岩バングル・バングル山脈です。