ブルームの真珠養殖産業で繁栄するために移住した日本人移民たちの犠牲となった命を深く理解しましょう。ブルームの日本人墓地はオーストラリア最大の日本人墓地であり、1896年に設立されました。

色とりどりの海岸の岩で作られたユニークな墓石のある 707 基の墓の間を歩きながら、ブルームの多様な多文化の歴史に思いを馳せましょう。

完璧に修復されたこの歴史的建造物は、ブルームの歴史探訪に欠かせない場所です。真珠採取初期の犠牲者の多さを、この胸を打つ記念碑から感じることができます。記念碑の静謐な美しさは、心に残る写真となるでしょう。

墓地にある大きな石のオベリスクは、1908年のサイクロンで海に溺れた人々を偲ぶものです。1887年と1935年のサイクロンでは、それぞれ少なくとも140人が亡くなりました。墓地に祀られている死者の大半は、転覆または溺死によるものでした。

日本人墓地の隣には中国人墓地があり、マレー系ダイバーの墓が多数あるイスラム教徒墓地もあります。また、日本人墓地の南50メートルにはアボリジニ墓地もあります。

墓地はポート・ドライブ沿いにあり、ブルーム旧市街と近隣のケーブル・ビーチの中間にあります。入場は無料アクティビティーです。開園時間は通常午前6時45分、閉園時間は午後7時45分です。閉園時間は季節により変更される場合があります。