マーチソン川に沿って進むと、カルバリーのドラマチックな風景が目に飛び込んできます。そびえ立つ海岸の崖や白砂のビーチでは、息を呑むような景色の中、様々なウォーター・スポーツを楽しむことができます。この地域の広大な国立公園では、荒々しいアウトバック(奥地)の風景を空高く見上げてください。

183,000ヘクタール以上の国立公園が広がるカルバリーは、アウトドア派のメッカ。パースから車で北へ6時間半、温暖で太陽がいっぱいの海辺の町を訪れて、海岸線から田園地帯まで、忘れられない風景に飛び込んでみませんか。

徒歩で散策しても、マーチソン川をカヤックでパドリングしても、カルバリー国立公園の数百万年かけて形成された赤と白の砂岩の渓谷は、圧倒的な壮大さ。風で浸食されたネイチャーズ・ウインドウは、このエリアに点在する古代の岩の一つ。レッド・ブラフの展望台からは、200キロにわたって広がるZuytdorp Cliffsに驚嘆することでしょう。

少し内陸に行くと、ポート・グレゴリーのハット・ラグーンでは、インスタ映えする風景がさらに見つかります。その衝撃的な、風船ガムのようなピンク色の水は、見るまでは信じられません。岸辺から眺めるのもよし、遊覧飛行で紺碧のインド洋と湖水の鮮やかなコントラストを眺めるのもよし。

カルバリーは年間を通して素晴らしい自然美を誇る地域ですが、野生の花の季節には実に生き生きとした表情を見せます。7月から10月にかけて、何百種類もの西オーストラリアの植物がアウトバック(奥地)一帯を鮮やかに彩ります。マーチソン川渓谷の縁にあるカルバリー・スカイウォークでは、地上100メートルの高さからこの壮大な景色を眺めてください。

海でも川でも、水はいつもあなたの友達です。ビーチで海水浴やサーフィンを楽しんだり、キャニオニングやアブセイリング(懸垂下降)ツアーでアドレナリンを放出させたりすることもできます。6月から11月にかけては、ボートツアーに参加して、ザトウクジラの回遊を観察してみては。

アクティブな一日の終わりには、リラックスするのが一番。シーフード・レストランで地元のとびきり新鮮な食材を使ったグルメを堪能し、カルバリーの海岸を散策しながら明日の冒険を決めましょう。