西オーストラリア州の州都であるパースは、インド洋に面しており、中心にS字カーブを描くようにスワンリバーが流れています。市内には広大なキングスパークや19の白い砂浜のビーチが点在し、美しい自然と都会のエキサイティングなナイトライフも楽しめる街です。
パースは安全、清潔、そして公共交通機関、車、タクシーやウーバーなどでの移動が簡単であり、旅人にもフレンドリーな街です。空港は市街地から車でわずか20分のところにあり、ほとんどの旅行客は飛行機で訪れますが、車やインディアン・パシフィック鉄道でナラボー平野を横断して、オーストラリア南部の壮大な砂漠の旅を楽しむ人もいます。
パースはオーストラリアで最も晴れの日の多い州都で、頭上に広がる青空のように明るい人々で溢れています。夏のアート・フェスティバルが催される頃には、水辺で過ごしたり、キングスパークを散策したり、車で30分ほどの周辺のワイナリーや、カンガルーやオウムが見られるブッシュ(低木林地)を訪れてみましょう。笑顔のクオッカと絵のように美しい入り江で有名なロットネスト島へは、フェリーでわずか30分です。
パースには、他にはない光の鮮やかさがあります。太陽はエリザベス・キーのウォーターフロントに輝き、2019年ベルサイユ建築・デザイン賞にて世界で最も美しいスポーツ施設に選ばれたオプタス・スタジアムに通じる橋を照らし、コテスロー・ビーチの砂を温め、夕暮れの海に琥珀色の色彩を映し出します。
パースの個性的なエリアは見逃せません。ノースブリッジの小さなバーやストリート・アート、小規模なブティックがあるエリアは、ヤガン・スクエアや、賑やかな大通り、パース・カルチュラル・センターによって街の中心部につながっています。パース・カルチュラル・センターには、新しくオープンした西オーストラリア州立博物館ブーラ・バルディップや、西オーストラリア州立美術館もあります。車で10分もかからないところにあるアーバン・ビレッジ(都市内集落)のリーダービル、マウント・ローリー、スビアコには、地元のレストラン、ショップ、バーが軒を連ねています。