ドリアンドラ・ウッドランド(Dryandra Woodland)は自然愛好者にとって夢のような場所です。この野生のワンドゥー(wandoo)が茂る素晴らしい大地はオーストラリアの西部ウィートベルトに残る最大の原生林であり、世界有数の動植物生息地として知られています。

パ-ス (Perth)の喧騒から車でわずか2時間半で、静かで風光明媚なドリアンドラ・ウッドランドへ着きます。到着したら、ぜひラジオを100FMに合わせて森の歴史や生態学に関する興味深い解説を聞きましょう。

春になると森には850種以上の花々が咲き乱れ、野生の花を見るパース発の日帰り旅行の人気の行き先となっています。

通年、懐中電灯を持って静かな夜明けにブッシュを散歩するとこの保護区の25種もの哺乳類に出会えるかもしれません。珍しい絶滅保護種のビルビー(bilby)、ウォイリー(woylie)、ヌンバット(numbat)、クロカンガルー、エキドナ、タマーワラビー(Tammar wallaby)、そして小さくて可愛い有袋類のピグミーポッサムを探してみましょう。

これらの不思議な固有動物を近くで見るなら、バーナミア(Barna Mia)動物保護区を訪れ囲いの中の動物を観察できるガイド付きハイライトツアーに参加しましょう。

日中はドリアンドラのたくさんのトレールを車、徒歩、自転車または馬で進めば、この土地固有の鳥類の姿を見ることができます。この森はカーナビーズ・コッカトゥー(Carnaby's cockatoo)、ブッシュストーン・カーリュー、マリーファウルを含む100種以上の鳥にとっての憩いの場所です。

真の野生のワンドゥー体験をするなら、コンジェリン(Congelin)キャンプ場にキャンプを設営してアウトバックの満点の星空を見上げながら森の音に聴き入りましょう。もう少し整った環境をお求めなら、国家遺産に登録された林業用コテージを予約するか、近隣の町やファームステイ等を探してみましょう。