クリス・アムソンによる特集記事
まさに西オーストラリア州らしい澄み切った青空が広がるパースは、歩いて探検するのにぴったりです。それに、手付かずの低木林地、砂のビーチ、ゴツゴツした断崖、そして堂々たる滝が、あなたを待っているのですから。ワクワクする心、飲み水、帽子、日焼け止め、そしてこのトップ5リストを準備するだけで、1歩1歩踏み出すごとにパースならではの冒険が待ち受けています。
サクッと巡るキングズパーク
2.5kmのローウォーク順路は、わずか1時間で歩き切ることができますが、それでも心拍数が上がること間違いなし。(キングズパーク内の)スワン駐車場から出発して、低木の間のジェットコースターのような遊歩道を伝いながら、断崖を登ったり降りたりします。眼下にはスワン川が広がります。その途中、圧巻の景色を楽しめるドライアンドラ展望台に立ち寄ったり、620mの長さのロッタリーウェスト・フェデレーション遊歩道を歩いたりできます。この遊歩道の一部は、両側がガラス張りの樹冠橋になっています。また、このコースの一部は車椅子やベビーカー連れも楽しめます。

パースのキングズパーク
お手軽で都会的、それでもカンガルーに出会えるスワン川順路
高層ビルが見える範囲を歩いてみたければ、この1周10kmのお手軽な順路がお勧めです。エリザベス運河を出発するこの順路は、穏やかなスワン川のほとりを辿りながら東に向かい、その後コーズウェイ橋でパースの南側を横切ります。ヘイリッソン島も通ります。その際には、順路から外れて、島の西側を探検してみると、何頭かの人慣れしたカンガルーが歩き回っているのを見られます(午前10時までか午後5時以降に見に行くのがオススメです)。順路に戻ったら、パース南部の公園を巡って、防波堤カフェのMister Walkerで喉の渇きを癒しましょう。疲れていたら通勤者用のフェリーで帰路に就いてもいいですし、そのまま進んでナローズ橋に沿って戻ってくるのもいいでしょう。この順路は、自転車でも楽しめます。

パースのエリザベス運河
自然の美を楽しめるレズマーディ滝
ピクニックの準備をして、簡単に行けるパーク・ヒルズのレズマーディ滝に向かえば、写真をたくさん撮りたくなるはず。遊歩道に沿って丘を下っていけば、滝の上に設置された展望デッキにつながり、歩いたご褒美として霞がかかったパースの街並みの景色を楽しめます。その後、自生するブッシュをかき分けながらより急な斜面を下ると、岩とシダがまばらに見られる平地に辿り着きます。この遊歩道はカーブを描き、その後緩やかな上り坂になって豪快な滝の方に向かいます。帰り道はたくさん階段を上るので、心拍数が上がるでしょう。上流の流れが最も強くなる冬、もしくは滝が泡立って野草が花を咲かせる春が最もオススメです。このハイキングは2kmほどです。
ロットネスト島のクオッカとビーチ
パースの沖合わずか19kmに位置するワジェマップ・ビディなら、数々の遊歩道をまとめて楽しみ、ロットネスト島全体をぐるりと巡ることができます。全長45kmを歩くこともできますし、5から10kmの区間に分けて自分だけの冒険を選んで湾やビーチ、塩湖や遊歩道、それにクオッカがいるブッシュ地帯や急峻な丘を巡ることもできます。ワジェマップは先住民によるロットネスト島の呼び方で、ビディはこの島にもともと住んでいたワジャック・ニューンガー族の人々の言語で遊歩道を意味します。Island Explorerバスの時刻表で、乗り降り可能な地点を確認しておきましょう。

ロットネスト島のスターク湾
長大で壮大なビバルマン遊歩道
西オーストラリア州で最後に楽しみたいハイキングコースとして、ビバルマン遊歩道があります。端から端まで1,000kmあり、出発地点はパース・ヒルズの田舎風の郊外にある歴史溢れるカラムンダです。そこから海岸沿いのアルバニーまで曲がりくねりながら進みます。経験豊かなハイカーであれば約8週間かかり、道中には基本的な小屋と芳名録が点在します。パース近くで楽しめる区間は、歴史あるMundaring Weir Hotelホテルの近くから始まります。ここからゴールデン・ビュー展望台とサウス・レッジ・ピクニック場まで遊歩道に沿って進めば、ダムとCYオコナー湖の素晴らしい眺めが楽しめます。

パースのビバルマン遊歩道