海中でのジンベエザメとの出会いは、忘れられない、人生に一度きりの体験となるでしょう。

200種類以上のサンゴが毎年放卵する時期になると、それに引き寄せられたミステリアスなジンベエザメが世界遺産に登録されているニンガルー・リーフ(Ningaloo Reef)で例年3月から7月の間に見られるようになります。大きくて穏やかな性格をしたジンベエザメは、成長すると全長16メートル、重さ約30トンにまでなりますが、サンゴの周りを巡りながら、肥えたオキアミを食べている様子は変らず自然でエレガントなままです。