ジョー・ベイカーの特集記事
パース(Perth/Boorloo)からすぐ近くに、「フリオ(Freo)」の愛称で親しまれているトレンディな雰囲気に満ちた海辺の街、フリーマントル(Fremantle/Walyalup)があります。フリーマントルでは、遊び心に溢れる自由なスピリットが生み出すユニークで楽しいナイトライフを満喫できます。ユネスコの世界遺産に登録されている港周辺の街並みを散策し、さまざまなジャンルが融合したインディーズの力強く若々しいサウンドに身を委ねながら、この街で育まれた音楽やアート、グルメ、ドリンクなど、多彩なフレーバーを存分に味わい尽くしましょう。このページでは、デートにもぴったりなフリーマントルの人気スポットをご紹介します。
フリーマントルで楽しむ、多彩なエンターテインメント
フリオの街中には心地よいジャズの音色が流れ、「カプチーノ通り(Cappuccino Strip)」にはバリスタが丁寧に淹れるコーヒーの芳醇な香りが漂います。日中は香り高いコーヒーを味わいながらゆったりと過ごし、日没後は、年間を通じて開催されるフェスティバルやライブ演奏、コメディ・ショーなど、多彩なエンターテインメントを楽しみましょう。フリーマントルの港町には、パース周辺だけでなく、オーストラリア国内外からも著名なアーティストが訪れています。また、この地域からは才能豊かな新進気鋭のアーティストたちが次々と登場し、さまざまな分野で注目を集めています。フリーマントルが誇る多彩なアートシーンをライブで体感できる代表的なスポットには、モジョズ・フリーマントル(Mojos Fremantle)、フリオ・ソーシャル(Freo.Social)、ザ・デューク・オブ・ジョージ(The Duke of George)、フリーマントル・コメディ・ファクトリー(Fremantle Comedy Factory)、フリーマントル・アートセンター(Fremantle Arts Centre)などがあります。
フリオの特別なナイトライフ
フリーマントルでは、インド洋に沈む輝く夕陽が空と海を染める美しい光景を見ることができます。西オーストラリア州で最初にビーチでの酒類提供ライセンスを取得したベイザーズ・ビーチ・ハウス(Bathers Beach House)に立ち寄ってみましょう。浜辺のデッキチェアに身を預け、真っ白な砂浜を素足で感じながらカクテルをゆったりと味わうひとときは格別です。また、ノース・フリーマントル(North Fremantle)にも、美しい大型のビーチハウス内にあるバーが魅力のビブ&タッカー(Bib & Tucker)や、コースト・ポート・ビーチ(Coast Port Beach)など、人気のスポットがあります。海上で夕陽を鑑賞したい方には、トワイライト・サンセット・セイル(Twilight Sunset Sail)がお勧めです。12.5mのラグジュリーなカタマラン(双胴船)の船上で、シャンパンを片手に水平線に沈む壮大な夕陽を眺めましょう。

フリーマントル、ベイザーズ・ビーチ・ハウス
闇に包まれたストーリーを探る
クリエイティブで活気溢れる港町として知られているフリーマントル(フリオ)には、苦難に満ちた悲しい歴史も刻まれています。街の「ダークサイド」を覗いてみたい方は、フリーマントル刑務所のトーチライト・ツアー(Fremantle Prison Torchlight Tour)に参加してみましょう。このツアーは、バーチャル効果などは一切使用せず、実際に起きた恐ろしい出来事を基に構成されています。痛みと苦しみに満ちた戦慄のエピソードや、失敗に終わった処刑の話、敷地内で目撃されたという幽霊の証言などを語るガイドの案内に耳を傾けながら、闇と静寂に包まれた冷たい刑務所の中を進みます。想像力を働かせて、フリーマントルに刻まれた恐怖の歴史を紐解きましょう。心の準備はできましたか?

フリーマントル刑務所、地下トンネルツアー
サウス・フリーマントルの界隈へ足を延ばす
潮風を全身に感じながら大海原に沈む夕陽を眺め、絶品のドリンクと病みつきになる軽食を楽しめるサウス・テラス(South Terrace)は、観光客はもちろん、地域の住民にも評判の人気スポットです。ヨーロッパを思わせるマデラナズ・バー(Madelana’s Bar)で通りに面した席を確保して、サステナブルな方法で水揚げされた新鮮なシーフードに舌鼓を打ちましょう。また、パーシー・フリント(Percy Flint)では、ミクソロジー(カクテル作りの知識とテクニック)、発酵技術、ガストロノミー(グルメの哲学)の融合が生み出した、絶品のドリンクと料理のペアリングを楽しめます。さらに、オーストラリアと同じく南半球に位置するメキシコの味が魅力のラ・カバーニャ(La Cabaña)で、マルゲリータのカクテルや本場メキシコ料理を堪能するのも一案です。ラ・カバーニャからマリーン・テラス(Marine Terrace)の通りへ回ると、建物内にパブを構える酒造所、「ランニング・ウィズ・シーブズ(Running With Thieves)」に到着します。ここは、丁寧に醸造・蒸留されたビールやジンの飲み比べプレートが人気のスポットです。
ルーフトップから地下まで、フリオでバー巡り
フリーマントルの街角には個性豊かなバーが点在しています。歴史的建造物を改装した趣ある店舗から、無機質な雰囲気が新鮮な倉庫リノベーションの店舗まで、多彩なスタイルを楽しめます。せっかくの機会ですので、フリーマントルでバー巡りに出かけませんか?ペドル・パース(Peddle Perth)やヒドゥン・ディートーズ(Hidden DeTours)をはじめとする、スタイリッシュなバーに立ち寄ってみましょう。また、金色に輝く夕陽を眺めながらカクテルタイムを楽しみたい方には、ルーフトップバーがお勧めです。ロマンチックな景色を堪能した後は、趣の異なる地下のバーに移動して、ミステリアスな雰囲気を味わうのも一興です。
フリーマントルの東側にあるスイートウォーター・ルーフトップ・バー(Sweetwater Rooftop Bar)は、バー巡りのスタート地点にふさわしいお洒落なスポットです。DJの音楽をバックグラウンドに、アジアンテイストの軽食をゆったりと味わうことができます。ゴールドラッシュ時代の壮麗な建物を改装したザ・ナショナル・ホテル(The National Hotel)のルーフトップバーからも、見事な夕陽を望むことができます。また、旧シナゴーグ(Old Synagogue)を改装した4階建ての複合施設には人気のバーが複数入っており、高い人気を集めています。植物が美しく飾られたルーフトップバー、「ザ・アーバー(The Arbor)」も注目のスポットです。東南アジア風の料理と共に、ガーデン風のフロアでビールやワインゆったりとお楽しみいただけます。日が沈んだ後は、ミステリアスな雰囲気が魅力的な隠れ家風バー、「ラハイム(L’Chaim)」がお勧めです。

フリーマントル、トニック+ジンジャー
夕方以降に開催のアート教室に参加
アートに溢れるフリーマントルに魅了され、実際に創作活動に取り組みたいと感じる方もいらっしゃることでしょう。カフェが併設されたアトリエ、「スタックウッド(Stackwood)」では、週の半ばに陶芸マグカップ作り教室が開催されています。また、ピノ&ピカソ(Pinot & Picasso)では、参加者が各自でワインを持ち込み、談笑を楽しみながら絵画作品を制作できます。一方、リパブリック・オブ・フリーマントル(Republic of Fremantle)で開催されているジン教室では、ジンの蒸留を実際に体験できます。フリーマントルでは、見るだけでなく、自分の手を動かしてアートやグルメを制作し、充実した時間を過ごせます。

フリーマントル、リパブリック・オブ・フリーマントル
笑顔が溢れる、世代を超えたゲームナイト
フリーマントルのナイトライフでは、ゲームも見逃せません。カップルや友人グループ、ファミリー、同僚など、どのようなグループでもエキサイティングなゲームを楽しめます。童心に返り、大笑いの一晩を過ごしましょう。まずは、フリーマントルの中心部、ワリヤラップ・コート(Walyalup Koort)内のフォーモ(FOMO)で楽しい夜のスタートを切りましょう。複数人で楽しめる、さまざまな種類のゲームが用意されています。また、屋内でゴルフが楽しめるホーリー・モーリー・ゴルフクラブ(Holey Moley Golf Club)には、18ホールのコースが整備されています。さらに、ストライク・ボウリング(Strike Bowling)でボウリングを楽しんだ後は、バーが併設されたゲームセンター、「ビー・ラッキー&サンズ(B Lucky & Sons)」で、懐かしいレトロなゲームに夢中になってみてはいかがでしょうか。ユニークなエンターテインメントをお探しの方には、サウス・テラスにある賑やかなバー、「ファイト・クラブ(Flight Club)」がお勧めです。店内にはイギリス発祥のダーツゲームが設置されており、多くの来訪者の注目を集めています。
(情報: 2025年3月現在)