フィッシャーZはオーストラリアでツアーを行ったことはないものの、チャートでは目覚ましい成功を収めています。世界的なブレイクを果たした「So Long」(1980年)はケント・ミュージック・レポートで最高15位を記録し、続く「The Perfect Day」(1987年)はARIAチャートで12位に達しました。これらの成功により、オーストラリアには忠実なファン層が確固たる地位を築き、現在オーストラリアはバンドにとってSpotifyストリーミング市場の中で4番目に大きな市場となっています。
臨床心理学から音楽へと型破りな道を歩んだフロントマン、ジョン・ワッツによって1976年に結成されたフィッシャーZは、政治的なメッセージを込めた楽曲とエネルギッシュなパフォーマンスで瞬く間に評判を築き上げました。デビューアルバム『Word Salad』(1979年)は、当時台頭しつつあったポストパンク・ムーブメントの先駆けとなり、「So Long」はMTVで初めて放送されたミュージックビデオの一つとなり、バンドを世界的な舞台へと押し上げました。3枚目のアルバム『Red Skies Over Paradise』(1981年)は、今もなお彼らのキャリアにおけるハイライトとなっています。
フィッシャーZは50年間にわたり、23枚以上のアルバムをリリースし、200万枚以上のレコードを売り上げ、世界中で3,000回以上のコンサートを開催し、ジェームス・ブラウン、ポリス、ダイアー・ストレイツ、ボブ・マーリーなどのアーティストと同じステージに立ってきました。
今年は、フィッシャーZ結成50周年という真の節目の年であり、初めてその伝統をオーストラリアの観客にライブでお届けすることになります。